「普段使っている言葉」でブログを書いても、閲覧数や検索順位は伸びません。
なぜなら、Googleは「Googleの評価基準に則っているかどうか」で記事の質を判断するからです。
いくら文章力に自信があったとしても、このことを知らなければブログ運用はうまくいかないので注意してください。
この記事では、現役SEOライターでありブログ売買のスペシャリストである筆者が「ブログの書き方」を徹底解説します!
ブログの書き方を覚える前に
まず、Googleに表示されている記事には「順番」があります。
これはGoogleがユーザーにとって「価値のあるページ」を独自に判断し、優先順位をつけて並び替えているのです。

ということは、Googleに気に入られないと上位表示されないんですね。

そのとおり! いくら上手に書いても「Googleに価値がない」と判断されると意味がありません。
ここで大事になるのが、Googleが記事を評価する際の「判断基準」です。
いろいろありますが、大前提は「ユーザーファーストであること」と考えてください。
実際に、Googleは公式サイトで「ユーザーファーストであること」を宣言しています。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。
そのため、「日記」や「愚痴・不満」「自分の好きなこと」を書いたページは、基本的に「作者>読者」になっていると判断され、上位表示されないようになっています。
Googleで検索結果の上位表示を狙う場合は、「読者を第一に考える」ことを意識しましょう!
ブログの書き方|僕の体験談
ブログの書き方をよりわかりやすく知ってもらうために、僕の失敗談と成功談を紹介します。
僕はブログはじめたての頃、PV(閲覧)数が1ヶ月に100人にも届きませんでした。
失敗事例
当時、婚活中だった僕は、「自分の婚活体験を記録しよう」と考えブログをはじめました。
その頃、ちょうどブログブームで、たくさんのインフルエンサーが「#ブログ書け」というハッシュタグでツイートしており、それに感化されたのも事実です。

つまり、同時に「ブログで儲けてやろう」って気持ちがあったんですね。
先人ブロガーの言うとおり、僕は「記事の品質」より「記事を100個書くこと」を優先してとにかく書きまくりました。
しかし、書けども書けどもまったくPV数が伸びなかったのです。
このように、1ヶ月のPV数が200に満たないことも少なくありませんでした。
「1ヶ月で162」というのは、1日に5回程度しかブログを見られていないということです。
もちろん収益はほとんどゼロで、「ブログを書くのは時間の無駄なんじゃないか」と思うようになり、そのまま放置してしまいました。
当時の記事を振り返ると、このような書き方ばかりしていたのです。
- SEOライティングがどういうものかわかっていなかった
- 「読者の知りたいこと」を気にしていなかった
- キーワードを考えずに書きたいことを書いていた
このような書き方をしている方は、趣味でブログをやるなら良いですが、「稼ぎたい」という気持ちがあるならおすすめできません。
成功事例
ブログを辞めた僕は、Webライターとして活動していました。
Webライティングで月に50万、60万と稼げるようになったとき、「もう一度挑戦しよう」と思ったのです。
そして、Webライティングで学んだ知識を活かし、再びブログをはじめたところ、2020年の6月から2021年3月まででPV数が約100倍になりました。
なお、このブログ(メディア)自体は、某企業に数百万円で売却しています。

めっちゃわかりやすく伸びてますね!
このように、ブログは「書き方さえ知ればPV数を増やせる」わけです。
具体的な書き方に関しては、次で紹介していきます!
ブログの書き方|抑えるべき3つの前提
具体的な書き方を紹介する前に、ブログには3つの前提があります。
「野球がうまくなりたい!」といったときに、プレイするより先にルールやマナーを学びますよね。
それと同じで、これらのことを知っておかなければ良い記事は書けません。
YMYL分野の記事は避ける
Googleには「どうがんばっても個人では記事を上位に表示させられないジャンル」があります。
それが「YMYL」です。
こちらをご覧ください。
これらは記事の内容が人々の生活に大きな影響を与えます。
たとえば、病気について検索したとき、「医学的に根拠のない一個人のブログ」が「病院の公式サイト」より優先されてしまうと大きな誤解を生んでしまいかねません。
そういったトラブルを防ぐために、GoogleはYMYLというジャンルを設定し、「企業や公式サイト」が「個人のブログ」より優先されるようになっているわけです。
「E-A-T」に則って書く
「E-A-T」とは、Googleが記事の品質をチェックする際に重要視するポイントのことです。
Googleは、これら3つのポイントを軸に記事を評価しています。
- Expertise(専門性があること)
- Authoritativeness (権威があること)
- TrustWorthiness (信頼できること)
まず、「専門性があるブログ」のほうが上位表示されやすいです。

簡単に言えば、「日記みたいなブログ」よりも「婚活応援ブログ」みたいなほうが評価されやすいわけです。
現実でたとえると、「いろんなことに手を出している怪しげな会社が出したサプリ」よりも「健康食品が作ったサプリ」のほうが信用できますよね。
次に、「公式サイト」のほうが「非公式サイト」よりも優先表示されます。

たしかに公式サイトがファンページよりも下、って変ですもんね。
最後に、「信頼性のあるサイト」のほうが「信頼性のないサイト」より優先されます。
たとえば、婚活サイトを例に出すと、「婚活したことがないと思われるブログ」よりも「婚活していることがわかるブログ」のほうが「価値が高い」とされるんですね。
独自性を出す
Googleは「そのブログ・その記事にしかない情報」を非常に高く評価します。
…その結果、オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。
つまり、「体験談」や「インタビュー」といった、唯一無二のコンテンツがあるブログのほうが優先的に表示されるわけです。
逆に考えると、Googleで検索順位の上位を狙いたい場合、こういった「独自性を出せるかどうか」を意識するのが大事です。
ブログの書き方|準備編
ここからは具体的なブログの書き方について説明します。
まず、「ブログを書ける段階」になったら、これらの準備をしておきましょう。
ペルソナを想定する
ペルソナとはマーケティング用語で、具体的な「お客さんのイメージ」を意味します。

…? つまりターゲットってことだよね。何が違うの?
ペルソナとターゲットは、似ているようで違います。
ペルソナ | ターゲット | |
意味 | 具体的に思い描く仮想客 | 対象とするべき実在の層 |
設定するメリット | ・記事の具体性が上がる ・方向性を立てやすくなる | ・「広く浅く」を対象にできる ・幅が広い記事を書ける |
具体例 | 性別:女性 年齢:30歳〜34歳 住所:東京 仕事:一般的な会社員 ライフスタイル:9時〜19時が仕事。寝る→通勤の繰り返しで出会いがない。一方、周りは次々と結婚している | 都市部に住む30代前半の女性 |
ペルソナを設定することで、自分の記事を「その情報を必要としている人」にピンポイントに届けられます。
つまり、ユーザーの離脱を防げる上に、商品のクリック率や成約率もUPするわけです。
このように、ペルソナを設定することは収益力を高めるとともに、SEO的にも大きな意味があります。
キーワードを選定する
ほとんどの記事は、「キーワード」をベースとして作られています。
こちらをご覧ください。
Googleのユーザーは、「おすすめ クレジットカード」「AmazonPrime 解約」などといった「キーワード」で検索しますよね。
その「キーワード」で検索したときに表示されるよう、記事を作るわけです。

「キーワード」は大きく分けて3種類あります。
それがこちらです。
- ビッグキーワード:1語(「ドッグフード」など)
- ミドルキーワード:2語(「ドッグフード おすすめ」など)
- ロングテールキーワード:3語(「ドッグフード おすすめ チワワ」など)
「ビッグキーワード」ほど検索ボリュームが多い分、なかなか上位表示させられません。
反対に、「ロングテールキーワード」は検索ボリュームが少ない分、比較的簡単に上位表示させられます。
競合を調べる
キーワードを決めたら、次は競合を調べてください。
競合の調べ方はいろいろありますが、実際に検索して上位表示されている記事を確認するだけでも構いません。
たとえば、「ドッグフード おすすめ チワワ」で検索するとこのような表示になります。
一番上に広告が表示され、次に「my-best」という企業のランキングサイトが出てきました。
ここでやるべきことは2つです。
- 競合を倒せるか検討する
- 倒せそうならどういった記事を書いているか確認する
上でも解説したように、基本的にGoogleは「企業」「公式」を優先します。
そのため、そういったサイトが上位表示されれば、「まず勝てない」と考えてください。

僕なら違うキーワードにしますね。
何度も「選定→競合分析」を繰り返して、勝てそうなキーワードを見つけましょう。
勝てそうなキーワードが見つかったら、上位表示されている記事にアクセスしてどういったことが書かれているか確認してください。
見るべきポイントはこちらです。
- 記事の構成
- 貼っている広告の種類
- 広告までの導線
- 文章力
- サイト全体の作り込み
- 情報の鮮度
これらをチェックして、さらに網羅性・独自性の高い記事を書くのが大事です。
ブログの書き方|構成編
構成とは、ブログの「設計図」です。
家を建てるとき、いきなり「建てよう」と行動に移してしまうとうまくいきませんよね。
それと同じで、まずは構成を作るのが大事です。
ブログの基本的な構成
ブログの基本的な構成は、このようになっています。
<h1>タイトル</h1>
書き出し
<h2>***</h2>
<h3>***</h3>
<h3>***</h3>
<h2>***</h2>
(略)
<h2>まとめ</h2>
まず、<h1>というのはタイトルであるため、本文で設定する必要はありません。
次に、最初の見出しを設定する前に書き出しを作りましょう。

「導入」などと呼ばれている部分ですね!
その下に最初の見出しを置いてください。
タイトルが<h1></h1>なわけですから、次は<h2></h2>です。
そして、その次が<h3></h3>、<h4></h4>となります。
例文・テンプレートを紹介します。
<h1>【トレーナー監修】おすすめドッグフード20選!実際に使って検証</h1>
ドッグフードの種類は、愛犬の種類や年齢によって変えるのがおすすめです。
なぜなら〜
<h2>今回おすすめするドッグフードを選んだ基準</h2>
この記事にあるドッグフードは、以下の基準で選びました。
・〜〜〜
・〜〜〜
・〜〜〜
それぞれ説明します。
<h3>〜〜〜</h3>
ドッグフードは…
<h3>***</h3>
<h2>トレーナーが選ぶおすすめドッグフード20選</h2>
ここからは、上記した理由を踏まえておすすめのドッグフードを紹介します!
<h3>***</h3>
(略)
<h2>まとめ</h2>
おすすめのドッグフードについてまとめます。
・〜〜〜
・〜〜〜
動物は自分で食べ物を選べない分、飼い主がしっかり管理してあげないといけません。
すこしでも長く愛犬と暮らしていけるよう、ドッグフードを見直してみましょう!
書き出しは300字以内
書き出しは300字以内にまとめるのがおすすめです。
なぜなら、長いと読者が離脱しやすくなるからです。
書き出しでは「読者の疑問や悩みを解決に導く」と提示してください
たとえば、「卓上扇風機」の記事を書くとしましょう。
夏場に在宅の仕事が続くと、「クーラーを付けるほどじゃないけど涼しくなりたい」なんて感じるときも多いですよね。
そんなときに便利なのが「卓上扇風機」です。
ただ、卓上扇風機にはいろんな種類があるため、「どれを選んでいいかわからない」という方もいますよね。
そこで、この記事では、実際に使ってよかったおすすめの卓上扇風機を5つ紹介します!
このような形で「この記事はあなたの疑問や悩みを解決するものです」と明確にするのが大事です。
そうすることで読者はすんなりと記事に入れますし、Googleの評価もUPするわけですね。
H2はホールパート法で書く
<h2></h2>内の文章は、ホールパート法で書くのがおすすめです。

ほーるぱーとほう…

スピーチやコミュニケーションの場で使われるテクニックですね。
ホールパート法とは、文章を「whole(全体)」と「part(部分)に分けるという書き方です。
たとえば、上記の例文でこのように書きました。
この記事にあるドッグフードは、以下の基準で選びました。
・〜〜〜
・〜〜〜
・〜〜〜
それぞれ説明します。
まず「以下の基準で選んだ」と「全体」について解説し、次に<h3></h3>で「部分」を説明していくのです。
このように書くことで読者は記事を把握しやすい上に、離脱しにくくなるわけですね。
H3はPREP法を使って書く
ホールパート法の「部分」である<h3></h3>は、PREP法を使って書いてください。
PREP法とは有名な文章構成のことです。
- 結論(Point)
- 理由(Reason)
- 具体例(Example)
- 結論(Point)
このような流れで書くと、読んでいる人に理解してもらいやすくなります。
例文を紹介しましょう。
文章はPREP法で書くべきです。
なぜなら、PREP法は「読者がもっとも理解しやすい文章構成」だからです。
実際に、とある大学で生徒100人に「PREP法じゃない文章」と「PREP法の文章」を読ませたところ、87%が「後者のほうが理解しやすい」と述べました。
このように、PREP法を使えば読者に理解を促せられるのです。
まとめはリスト表記+記事の補足
最後にまとめの部分ですが、リスト表記で書くのがおすすめです。
おすすめのドッグフードについてまとめます。
・〜〜〜
・〜〜〜
動物は自分で食べ物を選べない分、飼い主がしっかり管理してあげないといけません。
すこしでも長く愛犬と暮らしていけるよう、ドッグフードを見直してみましょう!
記事の補足は、小さな情報を加えるだけで構いません。
読者の背中をひと押ししたり安心させたりできればベストです。
ブログの書き方|執筆編
次に、本文を執筆する際の書き方について解説します。
これらをすべて実践することで、記事の品質が格段に向上します。
すべての記事で文体を統一する
たとえば、Aの記事では敬語なのにBの記事ではタメ口になっていると、Googleの評価基準である「TrustWorthiness (信頼できること)」が揺らいでしまいかねません。

基本的に「です・ます」調の敬語がおすすめです。
なぜ「です・ます」調が良いかと言うと、もっとも無難だからです。
作者のキャラ性が強く出ているのであれば「〜だ」「〜である」といった口調でも問題ないですが、それ以外であれば敬語を使いましょう。
記事の文字数は5,000字以上が目標
「記事の文字数」と「Googleの記事に対する評価」は関係ありません。
つまり、短い記事でもGoogleから「価値がある」と認められれば検索順位が上がります。
しかし、検索順位が上位の記事はほとんどが「文字数5,000字以上」なのも事実です。
例えば、「文章量 SEO」というキーワードで検索したときに上位に表示されるサイトの文字数を調べてみると、下記のような結果になりました。
▼上位サイトの文章量
1位のWebサイト:約2万字
上位サイトの平均:約5,000字
上記の結果から、やはり文章量はSEOに関係していると思われます。引用:ペコプラ

でも、「文字数は関係ない」んだよね?
なぜ上位表示されている記事の文字数が多いのかというと、「網羅性が高いから」です。
そのページにアクセスする読者は、かならずしも同じ悩みを抱いているわけではありません。
噛み砕いて言えば、文字数を多くすることはそういった「さまざまなニーズに対応できている」として、Googleの検索順位がUPするわけです。
一つの見出しは5〜6行程度
今やほとんどのユーザーが携帯でWebページを閲覧します。
実際の調査でも、約75%が「スマホから検索する」と分かっています。
全体では、3分の2の検索がスマートフォンで行われている。日本だけで見ると4分の3の検索がスマートフォンからで、これは調査対象国のなかではインドと南アフリカに次ぐモバイル比率の高さだ。
引用:Web担当者Forum「日本では75.1%の検索がスマホから、調査データにみる検索とSEOの今【SEO情報まとめ】」
パソコンであれば一画面に多くの文字を表示できますが、スマホだとそうはいきません。
スマホの場合、見出しが長すぎると文章を下へスクロールし続ける必要があり、読者の離脱につながってしまうのです。
一つの文章は80字以内
文章は短く書くのがポイントです。
なぜなら、長い文章だと理解されにくくなる上に、スマホで見たときに読みづらくなってしまうからです。

できるだけコンパクトに、「、(読点)」も少なく!
「長くなりそうだな」と感じた場合は、文章を分けるのがおすすめです。
また、読み手を疲れなくさせるために、吹き出しを使ったり「ポイント」などの装飾を使用したりするのも悪くありません。
漢字を多く使わない
漢字を使いすぎてしまうと、読みづらくなるためユーザーの離脱につながります。
余計な漢字はすべてひらがなになおしましょう。
NG | OK |
然し | しかし |
但し | ただし |
確かに | たしかに |
先程 | 先ほど |
故に | ゆえに |
事 | こと |
時 | とき |
面白い | おもしろい |
嬉しい | うれしい |
可愛い | かわいい |
出来る | できる |
行う | おこなう |
これらはほんの一部です。
文章を読み返したときに、「この部分はひらがなにできるな」と感じたら漢字の使用を控えましょう。
語尾を使い分ける
ブログは同じ語尾が連続しないように心がけてください。
「〜です」が3行以上続くと、小学生の読書感想文みたいな文章になってしまいます。

「〜しましょう」「〜してください」「〜ません」など、表現を変えられるか考えてみましょう!
気をつけてほしいのが「体言止め」です。
体言止めはもっとも大事な「述語」を省略したり入れ替えたりすることから、文章のリズムが悪くなる可能性や誤解される危険性が高まります。
プロでも使用を避ける傾向が強いので、初心者のうちは使わないほうが無難です。
推定表現を避ける
推定表現とは、「〜でしょう」「〜と思います」「〜はずです」といった曖昧な書き方を意味します。
こういった文章は読者を不安にさせてしまうので気をつけてください。

「これは良い商品だと思います」と「これは良い商品です」とじゃ、後者のほうが納得しやすいですよね。
また、推定表現は文章の責任から逃れるような姿勢を読者に見せてしまいます。
たとえば、「そう思っただけで断定していません。だから僕は悪くないのです」といったイメージを与えてしまうわけです。
もちろん断定できない文章も存在しますが(医療関係など)、個人で書くブログにおいては推定表現を避けましょう。
ブログの書き方|ちょっとしたコツ
上で紹介した「書き方」をすべて実践しても、かならずしもブログが伸びるとは言い切れません。
そこで、ブログの検索順位を伸ばすためのちょっとしたコツについて解説します。
体験談を入れる
上で「Googleは独自性のある記事を高く評価する」と説明しました。
独自性を高めるためには、体験談を挿入するのがおすすめです。
なぜなら、体験談は唯一無二のものである上に、独自性を簡単に出せるからです。

僕も恥を承知で、先ほど体験談を紹介しましたよね。
逆に考えると、記事を書く際は「体験談を含められるかどうか」を考えてください。
体験談が書けない場合は、ブログで紹介しようと思っている商材を実際に買ったり使ったりしてみるのもおすすめです。
引用を増やす
引用を増やすことで、記事の「E-A-T」を高められます。
信ぴょう性が不明なサイトから引用しても、記事の「E-A-T」は高まりません。
装飾をシンプルにする
装飾はできる限りシンプルなものが望ましいです。
なぜなら、装飾が多すぎると「文章において大事な点」がブレてしまい、読者に混乱を招きかねないからです。

強調する箇所はできるだけシンプルに。そして、短く。
メタディスクリプションを書く
メタディスクリプションとは、検索したときに表示される「記事の説明文」です。
この部分は、書いても書かなくても検索順位に関係がありません。
しかし、書くことによってクリックされる可能性が高くなるのです。
実際に、Googleもメタディスクリプション(メタタグ)の設定を推奨しています。
description メタタグは Google にページのスニペットとして使用される可能性があるため重要です。
ブログのNGな書き方
ブログには、いくつか「やめておいがほうがいい書き方」が存在します。
こういった書き方をすると、ブログがチープな内容になってしまうので注意してください。
避けるべき表現
まず、このような書き方はできるだけ使わないようにしましょう。
- 「〜〜でお困りではありませんか?」という書き出し
- 「いかがでしたか?」というまとめ
- 「この記事では**について説明してきました」という表現
- 「最後までお読みいただきありがとうございました」という締め
質問文ではじめるのは、「不特定多数に対して、潜在意識を浮き彫りにさせて購買意欲を促す」という点ではおすすめです。

たとえば、チラシやテレフォンショッピングがこれに当たります。
しかし、ブログの記事は「商品を薦めること」が目的ではなく「読み手の悩みや疑問を解決に導くこと」ですよね。
疑問文ではじめてしまうと、読み手は「何かを売りつけられるのかも…」と警戒してしまい、離脱に繋がりかねません。
他にも「いかがでしたか?」などは文章の主題と関係ないので、省いたほうが無難です。
主観的な文章
主観的、つまり、記事の内容が「書く人の考え方や価値観に偏りすぎている」のも注意です。
たとえば、「起業するよりも転職したほうが絶対にいいです!僕はそれで失敗しました!」という書き方だけでは、納得してもらえません。

その人の考え方を押し付けられても…。
主観的な文章よりも、こういった点から「データや根拠に基づいた情報」を書くようにしてください。
- 数字で表せられるかどうか
- 公的なサイトや企業から情報を引用できるか
- 自分だけじゃなく他の人もそう思っていることを示せるか
まとめ
ブログの書き方についてまとめます。
- ブログは「Googleに評価される書き方」で書こう
- YMYLを避けて、「E-A-T」を意識しよう
- キーワード選定→競合分析→執筆の流れを把握する
- 体験談などの独自性を盛り込むのがおすすめ
- 曖昧な表現やチープな書き方は控える
今回紹介したことを踏まえれば、ブログの書き方は自由です。
自分らしいブログを作って、たくさんの人に見てもらいましょう!