ブログは書き方を抑えておけば、誰でも簡単に質の高い記事を書けるようになります。
なぜなら、ブログの文章は一般的な文書作成と違って文才や語彙力は必要なく、「コツを知っているかどうか」がもっとも大事だからです。

実際に、Google掲載順位1位の記事を見てみても、そこまで文章力は高くありません。
ただ、「どのように書けばいいかわからない」という方も多いですよね。
そこで、この記事はブログの書き方を例文付きで徹底解説します。
ブログの書き方で例文を紹介する前に
ブログ初心者の方は、はじめに基本を身につけておきましょう。
基本を身につけておかなければ、いくら例文を使って文章を書いても中身が伴いません。

絵で例えると、どれだけお手本を真似ても、描き方の基礎ができていないと自分の作品は作れないですよね。
「これからブログをはじめたい」
「ブログをはじめたばかり」
こういった方は、まずこちらの記事をご覧ください。
以下の記事で、ブログの書き方を基礎から解説しています!
ブログの書き方例文:書き出し
ここからは具体的に書き方の例文を紹介します。
おすすめの書き出しは、5つあります。
- 3行書き出し
- 4行書き出し
- 5行書き出し
- 共感型書き出し
- DESC法書き出し
それぞれ説明します。
3行書き出し
3行書き出しの例文を紹介します。
マッチングアプリは、婚活方法として最適です。
なぜなら、婚活方法の中でもっとも会員が多く料金もリーズナブルだからです。
この記事では、そんなマッチングアプリの種類や料金、選び方について徹底解説します。
結論と理由だけを説明するシンプルな書き方で、文章技術的には「SDS法」と称されます。

ランキング記事や商標記事など、本文の文字数が多い際におすすめです。
シンプル過ぎるため、読者に「なるほどな」という潜在的なニーズを問いかける役割は期待できません。
一方で、購買意欲を持っている読者に対しては、ストレスなく本文に読みすすめることができます。
4行書き出し
4行書き出しの例文を紹介します。
マッチングアプリは、婚活方法として最適です。
なぜなら、婚活方法の中でもっとも会員が多く料金もリーズナブルだからです。
会員数は結婚相談所の100倍以上である上に、料金は10分の1以下になることも珍しくありません。
この記事では、そんなマッチングアプリの種類や料金、選び方について徹底解説します。
いわゆる「PREP法」に則った書き出しです。
PREP法とは、以下のパートで構成された文章です。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(実例・具体例)
- Point(結論)

初心者や興味を持ち始めた人など、「購買意欲があるかどうかわからないユーザー」に向けて記事を書く際におすすめします。
PREP法を使うことで、より読者に「おすすめする理由」「記事を書いた理由」をはっきり伝えられます。
5行書き出し
5行書き出しの例文を紹介します。
マッチングアプリは、婚活方法として最適です。
なぜなら、婚活方法の中でもっとも会員が多く料金もリーズナブルだからです。
会員数は結婚相談所の100倍以上である上に、料金は10分の1以下になることも珍しくありません。
ただ、マッチングアプリはいろんな種類があるため、「どれを使っていいかわからない」という人もいますよね。
そこでこの記事では、そんなマッチングアプリの種類や料金、選び方について徹底解説します。
丁寧さを最高レベルまで高めた書き出しです。

ネットリテラシーが浅い読者(高齢者など)に向けて書く際におすすめします。
丁寧な分、文字数が多くなってしまうため、離脱に繋がりやすくなる恐れもあるので注意してください。
また、ぱっと見たときに文字が詰まっている印象を受けかねないので、3、4行目に空白行を入れて可読性をアップさせるのがおすすめです。
共感型書き出し
共感型書き出しの例文を紹介します。
マッチングアプリはたくさん種類があって、どれを選べばいいかわからないですよね。
だからといって、適当に選んでしまうと後悔することになりかねません。
自分に合わないマッチングアプリに登録してしまえば、誰とも出会えないどころか時間やお金、労力の無駄になりかねないのです。
そこでこの記事では、マッチングアプリで結婚した筆者が、マッチングアプリの選び方について詳しく解説します!
はじめに共感させることで、読者に「この書き手は自分の悩みを解決してくれそうだ」と思わせられます。

マッチングアプリってどれを選べば良いんだろう…
1行目に、こういった吹き出しを持ってきても構いません。
ランキング記事や商標記事ではなく、ロングテールキーワードを確実に拾っていきたい記事の書き出しにおすすめです。
DESC法書き出し
DESC法とは、以下4つのパートで形成される文章のことです。
- Describe:描写する
- Explain:説明する
- Specify:提案する
- Choose:選択する
DESC法書き出しの例文を紹介します。
日本は実質賃金が下がる一方、政府は消費増税などで物価の上昇を目指しています。
この状況が続くと、給料やボーナスが減る上にモノの値段が高くなるため、今より生活が苦しくなるのは目に見えています。
だからこそ、副業など「自分で稼ぐ能力」を身につけなければなりません。
この記事では、これからの社会を生き抜くために必要な「自分で稼ぐ能力」の鍛え方について解説します。
商品や商材をおすすめする際に便利な書き方です。

まとめの最後に使っても構いません。
ブログの書き方例文:H2見出し
次に、H2見出しを紹介します。
おすすめのH2見出しは、2つあります。
- ホールパート法
- H3がない場合の書き方
それぞれ説明します。
ホールパート法
基本的に、H2見出しはホールパート法で簡単に書いて構いません。
ブログはH3がメインだからです。
おすすめはこのような書き方がです。
マッチングアプリは自分に合ったものを選びましょう。
選ぶ基準として重視すべき点が以下の3つです。
- 会員の目的
- 料金
- 出会いやすさ
次からは、「これらをなぜ重視すべきなのか」について解説します。
ホールパート法とは、このように「**は3つあります」といって説明する書き方のことです。
こういった書き方をすることで読者の可読性をUPさせられます。

記事の構成を伝えやすくなるため、SEO的な効果も高いです。
H3がない場合の書き方
H3がない場合、PREP法で書くのがおすすめです。
H2を含むブログの記事は、見出しの文章が本などと比べて非常に短いため、基本的にPREP法で書くのがベストなのです。
例文を紹介します。
マッチングアプリは自分の目的に合ったものを選びましょう。
なぜなら、自分の目的に合わないと理想の相手に出会えないからです。
たとえば、遊び目的なのに真面目な婚活目的のマッチングアプリに登録しても出会えません。
実際に、婚活のマッチングアプリを使う人は「遊び目的の人と出会いたくない」と考えている人が多いです。
***(口コミ・評判、引用など)
婚活目的なら**、遊び目的なら**と目的によって使うマッチングアプリを変えてください。
僕はよく「理由」や「原因」を書くことが多いです。
たとえば、「マッチングアプリで**が大事なたった1つの理由」とか「初対面で女性に嫌われるたった1つの原因」とかですね。

理由や原因はH3で分けすぎると読者が混乱しかねないので、1つの絞ってあげたほうがわかりやすい場合もあります。
ブログの書き方例文:H3見出し
H3見出しは基本的にPREP法を使ってください。
おすすめのH3見出しは、2つあります。
- たとえば〜パターン
- 実際に〜パターン
- 研究によると〜パターン
それぞれ説明します。
たとえば〜パターン
たとえば〜パターンの例文を紹介します。
相手の心を開きたいなら、先に自分の情報を開示しましょう。
なぜなら、人は情報を開示してくれた相手に安心感を抱くからです。
たとえば、単に「ボーナスいくらだった?」と聞かれるより「俺は50万だったけど、そっちはボーナスいくらだった?」と聞かれたほうが答えやすいですよね。
このようにまず自分の情報を伝えてから、相手に話しかけることをおすすめします。
このように3行目を「たとえば」で説明する書き方です。
「たとえば」で説明することによって、話を読者に身近に感じてもらえます。

ペルソナ(想定する読者)によって説明で出す例は臨機応変に変えましょう。
実際に〜パターン
実際に〜パターンの例文を紹介します。
マッチングアプリでマッチングしたら、かならず敬語で話しかけましょう。
なぜなら、タメ口は異性のウケが非常に悪いからです。
実際に、「タメ口は嫌だ」という人は少なくありません。
***(該当するTwitterの口コミなど)
はじめは敬語で話しかけて、タメ口で話したい場合も確認するのがおすすめです。
口コミなどを用いて、「ほら、実際にこう言っている人がいますよ」と紹介する書き方です。

実在する意見を使うので、文章の信ぴょう性が非常に高くなります。
研究によると〜パターン
研究によると〜パターンの例文を紹介します。
女性にモテたいなら、笑いすぎてはいけません。
なぜなら、笑顔の男性は恋愛対象になりにくいからです。
**大学の研究で、このように実証されています。
***(該当する論文などの引用)
真剣な表情か、歯が見えない程度の微笑で女性に会いましょう。
研究じゃなくても、「実際のデータ」「統計」などでも構いません。
引用は「政府などの公的機関>実際の論文>公式サイト>信憑性の高いメディア(新聞など)>それ以外」の順で重視してください。
引用する場合、かならず出典元を明記してリンクを貼りましょう。

そうするだけで、Googleから「信頼できるサイトから情報を引用しているんだな」と思われやすく、SEO的な効果が期待できます!

ちなみに「笑顔の男性は女性の恋愛対象にならない」という研究は本当です。
ブログの書き方例文:まとめ
記事の最後はかならずまとめで締めくくりましょう。
おすすめのまとめは、2つあります。
- 後押し型まとめ
- 救済型まとめ
それぞれ説明します。
後押し型まとめ
後押し型まとめの例文を紹介します。
マッチングアプリの選び方についてまとめます。
- ***
- ***
- ***
- ***
- ***
今回紹介した選び方で、自分に合ったマッチングアプリを見つけましょう。
マッチングアプリは基本的に登録無料なので、気軽に使ってみてくださいね。
記事全体を振り返って、「つまりはこういうことで、さらに**(ここでは無料)なので、ぜひ使ってみましょう」という流れが理想です。

箇条書きのところは、「本文を全部すっ飛ばした人でもここだけで内容が分かる」という書き方を意識してください。
救済型まとめ
救済型まとめの例文を紹介します。
女性とマッチングしない理由についてまとめます。
- ***
- ***
- ***
- ***
- ***
今回紹介した改善策を実行すると、女性とマッチングできる可能性が格段に高くなります。
「全部実践したけどマッチングしない」という男性は、使うマッチングアプリに問題があります。
こちらの記事で出会いやすいおすすめのマッチングアプリを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
記事によっては、なかなか購買に結びつかないものもあります。
たとえば、「** 退会」といった退会の仕方を説明する記事だと、情報を提供しただけで終わってしまいます。
救済型のまとめで別の記事に誘導し、購買につなげましょう。
ブログの書き方に関するよくある疑問
ここからはブログの書き方に関するよくある質問・疑問を紹介します。
今回回答するのは2つの質問・疑問です。
- 冒頭で「このような悩みをお持ちではないですか?」と書くのはダメ?
- なんで「いかがでしたか?」は嫌われるの?
それぞれ説明しますね。
冒頭で「このような悩みをお持ちではないですか?」と書くのはダメ?

ダメです。
なぜかというと、いかにも「テレビショッピング的」だからです。
読もうとしている人に、このような印象を抱かせてしまいます。

どうせ何かアフィリエイトとか広告とかで売りつけてくるんだろうな…
書き出しは、これら3つを踏まえて書いてください。
- 記事の内容を即座に伝える
- 内容の理由を説明する
- それらを記事で説明することを明記する
これら以外は不要です。
なんで「いかがでしたか?」は嫌われるの?

読者に否定的な気持ちを抱かせてしまうからです。
「いかがでしたか?」に対する答えは「良かった」「悪かった」の2つです。
つまり、「いかがでしたか?」で締めくくると、読者に50%の確率で「悪かった」と思われてしまいます。

「いかがでしたか」?うーん…なんかピンと来なかったかも…
最後に読者を悩ませる必要はありません。
「結論はこうだから、こうしましょう」というまとめにするべきです。
まとめ
ブログの書き方の例文についてまとめます。
- 例文を参考にする前に、基礎を身につけておこう
- 書き出しはPREP法ベースで3〜5行程度にまとめる
- H2見出しはホールパート法メインで
- H3見出しは「たとえば」「実際に」「研究によると」で説明
- まとめは後押しするか救済するか
今回紹介した例文を使えば、ブログの記事が何倍にもレベルアップします。
ぜひ書き方の例文を参考にして、素敵なブログを作り上げてくださいね!